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「今度アフタヌーンティーを食べにいくことになった」

「最近話題のアフタヌーンティーがちょっと気になる」

一般的には高級ホテルで提供されるものですが、近年ではカフェなどでも提供が開始され、さまざまなお店で楽しむことが可能になりました。

そこで、気になるのが“アフタヌーンティーのマナー”ですよね。

この記事では、お店に行く前に知っておきたいアフタヌーンティーのマナーについて、詳しく解説していきます。

【この記事のポイント】
✓アフタヌーンティー最低限のマナー
✓使われている食器の名称
✓手軽にアフタヌーンティーを楽しめるお店

知っておきたい!アフタヌーンティーの最低限のマナー

アフタヌーンティーはイギリスの貴族達から始めったこともあり、今でもマナーや礼儀作法が受け継がれています。

ここでは、服装・入店後・食べる順番の3つに分けて、最低限知っておきたい基本マナーを紹介していきます。

服装

アフタヌーンティーでもっとも気になるのが“服装”ではないでしょうか。

一般的なホテルのアフタヌーンティーでは、ドレスコードは「スマートカジュアル」とされています。

つまり、女性はワンピースやブラウス、スカート、男性はシャツにジャケットなどが無難といえるでしょう。

スマートカジュアルでNGとなるのは、デニムやスニーカーのほかに、ミニスカートやノースリーブなど肌の露出が多い服装です。

しかし、カフェなどのアフタヌーンティーでは、ラフな格好でも問題ない場合があるので、不安な方はお店にドレスコードを確認すると良いでしょう。

“お店に敬意を示しながらオシャレを楽しむ”それがアフタヌーンティーの魅力のひとつでもあります。

入店後

ホテルの場合、入店後に荷物やコートなどをクロークで預かってもらうことが可能です。

貴重品などの最低限のものだけを持って席に行くようにしましょう。

ホテル以外のカフェなどでは、そこまでかしこまった決まりはありません。

基本的には、普通に「アフタヌーンティーを予約した○○です。」と伝えるだけで十分です。

とはいえ、冬場のコートなど、預かってもらえる場合は預かってもらうのが良いでしょう。

食べる順番

アフタヌーンティーは、3段式、もしくは2段式のティ-スタンドが一般的です。

3段式の場合、下段にサンドイッチ、中段にスコーン、上段にペストリー(ケーキ)がそれぞれ乗っています。

自分の好きなように食べたいところですが、アフタヌーンティーは下段から上段に向かって食べるのがマナーです。

お店によっては、サンドイッチが多めだったりケーキが多めだったりとさまざまですが、下段から順番に食べていくというマナーは変わりませんので、頭に入れておきましょう。


【基本】ティーフーズのきれいな食べ方

アフタヌーンティーでは、ティーフーズの食べ方にもマナーがあります。

知らずにお店で恥をかかないために、基本メニューであるサンドイッチ・スコーン・ペストリー(ケーキ)の食べ方についてお伝えしていきます。

サンドイッチ

はじめに、サンドイッチをお皿に取り分けます。

このとき、手で取るのではなくフォークとナイフを使って取り分けるとベスト。

サンドイッチが一口サイズの場合は、直接手で食べて問題ありません。

紙ナプキンが添えられている場合や巻かれている場合は、そのまま食べるようにしましょう。

また、サンドイッチが一口で食べきれない場合は、ナイフで半分に切ってからフォークで口に運ぶとキレイに食べることができます。

スコーン

スコーンは、フォークとナイフを使わずに“手でちぎって食べる”のがマナーです。

そのままかぶりついたりナイフで切って食べるのはマナー違反になります。

しかし、お店によっては硬いスコーンを提供していることもあり、その場合はナイフで上下に切って食べるようにしましょう。

また、ジャムとクロテッドクリームは、全体に塗らず食べるところだけに塗って食べるのがマナーです。

ペストリー(ケーキ)

ペストリー(ケーキ)は一口サイズのものが多いため、ナイフとフォークを使ってお皿に取り分けるようにしましょう。

焼き菓子などの手で取れるものは、そのまま手で食べても問題ありません。

お店によってはシュークリームやミルフィーユなど、独自のデザートを提供している場合もあるので、食べ方が分からないときはお店のスタッフに聞くのが一番です。

【基本】紅茶・お茶の楽しみ方

アフタヌーンティーには欠かせない紅茶やお茶の飲み方にもマナーがあります。

基本的に、カップとソーサーがセットで出てきますが、紅茶やお茶を飲む際にソーサーごと持ち上げるのはマナー違反です。

しかし、テーブルとの距離が離れている場合は、ソーサーとカップを一緒に持ち上げるようにしましょう。

このとき、ソーサーとカップは胸の高さぐらいに揃えるとより美しくなります。

カップのハンドルに指をかけない

紅茶やお茶を飲む際、カップのハンドル部分に指をかけるのではなく、つまむようにして持ち上げるのが美しいとされています。

ついつい、ハンドルに指をかけてしまいがちですが、ホテルなどのアフタヌーンティーを楽しむ場合は少し意識してみてください。

日本人には馴染みのないカップの使い方なのではじめは難しいかもしれませんが、コツは「薬指でハンドルの下側を支える」ことです。

また、紅茶を飲む際に反対側の手を沿えないように注意しましょう。

カップを持つ手と反対側の手を添えてしまうと、「紅茶がぬるい」という表現になってしまいます。

コーヒーも同じですが、紅茶はお湯の温度で味が変わり、厚い温度で淹れるのが美味しいといわれています。

そのため、反対側の手を添えて「ぬるい」という表現をしてしまうと、スタッフの方に気を遣わせてしまう恐れがあるので注意が必要です。

紅茶を注ぐのはスタッフ

基本的には、スタッフの方に紅茶やお茶を注いでもらうのがマナーです。

しかし、スタッフの方が近くにいない場合は自分で注いでもかまいません。

また、日本では紅茶やお茶を注ぐ時に、蓋が落ちないように抑えながら注ぐのが一般的ですが、本場イギリスでは蓋を抑えずに片手で注ぐのがマナーとされています。

これは、イギリス式のティーポットには蓋の裏にストッパーが付いており、落ちない仕組みになっているからです。

とはいえ、日本のアフタヌーンティーも同じ仕様になっているかどうかはホテルやお店によって異なるので注意が必要です。

おかわりOK

アフタヌーンティーによっては、紅茶などドリンクの種類が複数ある場合があります。

基本的におかわりはOKで、ポットの中身がなくなっていなくても交換は可能です。

紅茶は1杯目と2杯目で香りや味わいが大きく異なります。

また、イギリスでは紅茶はミルクと合わせるのが一般的なので、1杯目はストレートで飲んで、2杯目はミルクを入れて味を変えてみるのもおすすめです。

紅茶の風味を最大限に味わうためにも、無理してポットに入っている紅茶を使いきるのではなく、中身を交換してもらって楽しむのも良いでしょう。

意外と知らないスプーンの位置について

紅茶には、砂糖やミルクを使う際に必要なティースプーンが添えられています。

日本ではティースプーンをカップの手前に置くのが一般的ですが、本場イギリスではカップの奥に置くのがマナーとされています。

これは、手前にスプーンを置いていると、カップを持つ際に当てって落ちてしまうことがあるからです。

日本人にはあまりなじみがなく違和感があるかもしれませんが、知っておいて損はないでしょう。

知っておくと通?食器の名称

この記事でも、ティースタンドやカップ、ソーサーなど出てきましたが、アフタヌーンティーに使われる食器の名称も知っておくとより楽しめるはずです。

一般的に使われている食器はこちらになります。

・ティースタンド
・カップ / ソーサー
・ポット
・ティーコジー
・ジャグ
・クリーマー / 砂糖壺

使われている食器はお店によって異なる場合もあるので、あくまで一般的なアフタヌーンティーの場合と思っておくとよいでしょう。

気軽に楽しめるアフタヌーンティーはavan

東京都渋谷区、京王井の頭線「神泉駅」から徒歩3分の場所にあるグルテンフリーカフェ「avan(アヴァン)」では、グルテンフリーメニューを提供しています。

米粉のチュロスやフィナンシェなど、数多くの米粉スイーツを提供しており、小麦アレルギーの人におすすめです。

さらに、2022年6月よりアフタヌーンティーの提供も開始しました!

ホテルのようなカチッとしているわけではありませんので、お気軽にお立ち寄りください。

■avan
https://www.instagram.com/avan_sweets_/


まとめ

アフタヌーンティーは服装や食べ方など、基本的なマナーがあります。

友達とワイワイ楽しむのは良いことですが、もともとは貴族のティータイムであったことを忘れてはいけません。

お店によってテイストは違いますが、少し上品にふるまい、非日常感を楽しむもひとつです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。